< 砥ぎに必要な、砥石について >
刃物の砥ぎには、”砥石”が必要です。
基本的に、荒砥石・中砥石・仕上げ砥石を使います。
また、砥石には「天然砥石」と「人造砥石」があります。
当工房では、人造砥石を使わせていただいてます。
(天然砥石で仕上げる腕前が、まだまだ・・・。苦笑)
☆砥石の番手・種類・・・砥石は粒子の粗さを番手(#)で表します。
粗いほど数字が小さく、粒子が細かいほど数字が大きくなります。
種類 | 番手 |
荒 砥 石 | #40~#320ぐらいまで |
中 砥 石 | #400~#2000ぐらいまで |
仕上げ砥石 | #3000~#30000ぐらいまで |
■工房で使用している砥石です
*研承 斬#1000
*研承 頂#3000
*研承 継#8000
*北山 #8000
*シャプトン黒幕
#320、#1000
#1500、#2000
#5000、#10000
*キング 中砥石#1000
仕上げ砥石#3000
*ナニワ、剛研
中砥石#1000
荒砥石(荒武者)#220
*ナニワ、剛研、曲線刃用砥石
荒砥石#220
中砥石#1000
仕上げ砥石#3000
*あらと君 荒砥石#400
< 砥ぎについて >
☆まずは、映像で「砥ぎの流れ」を確認してみて下さい。
「下村工業」さんの ” 片刃包丁の研ぎ方 ” の映像は、短時間で分りやすいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
※ YouTubeにはたくさんの動画がアップされています。
基本を踏まえて、皆さんそれぞれの「砥ぎ方」を確立させています。
☆ 個人的には、砥ぐ際の包丁と砥石の角度については、いろいろな包丁それぞれの角度に
合わせて私は砥いでいます。
ポイントは、一定の角度で砥ぐことが大切かと思います。
(映像のように、刃先が上下にブレないように、そして刃先が丸くならないように)