包 丁(基礎知識)

<包丁の種類>

  ◆出刃包丁、三徳包丁、牛刀、柳刃包丁、菜切り包丁、中華包丁、
  ペティナイフ、パン切り包丁、その他いろいろ。
   ※牛一頭または魚一尾をさばき、料理にするまで・・・と考えれば、
    何種類も包丁が必要ですね。

<包丁の各部>

 ◆鎬(しのぎ)、切刃、刃先、裏すき、裏押し、地あい・・・など覚えておけば、と思います。

☆和包丁の各部名称
☆洋包丁の各部名称

<包丁の構造>

  ○片刃包丁:刃が片側だけに付いている。→ 出刃包丁、柳刃包丁が代表的
  ○両刃包丁:両面に刃が付いている。
  ○全  鋼:全体が鋼だけで作られている。
  ○合わせ :鋼と地金が鍛接して作られている。
  ○地  金:軟鉄

   ※図は包丁の断面(包丁を輪切りにした感じ・・・)

☆包丁を砥ぐ前に、この「片刃」と「両刃」の違い、また「合わせ」の状態を理解しておく必要があります!

 ※簡易的な砥ぎ器のシャープナーで片刃包丁を砥ぐと、刃先の形状が変わってしまうので要注意!

中子(なかご)の種類

「中子(なかご)」:包丁の柄の内部に差し込んでいる包丁の根元の部分


<中子の種類>

① 差込型

和包丁によくあるタイプ
目釘があるタイプもある

② 背割り型

2つ鋲のタイプ

③ 背割り貫通型

柄の尻まで中子が入っている
3つ鋲タイプ  丈夫である

④ 合わせ柄型

全体的に中子を挟んでいる
3つ鋲タイプ
カシメ法としては最も丈夫

⑤ 半中型

半分をの中子を挟んでいる
2つ鋲タイプ


*参考

参照! 「包丁の砥ぎ」  ※当ブログ、投稿記事より

 


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