船舶検査、不合格・・・。再検査後、初出艇!

ヨットクラブ

名義変更を行い、船舶オーナーとして1回目の検査を受けました。

これは、小型船舶の場合「6年ごとに定期検査」を受けなければなりませんが、その中間の時期(定期検査後3年)に「中間検査」も受けることになっていて、ちょうど今年が該当していました。

参考! → 「船舶オーナーになりました。さしあたり何をすれば!?」


当日、「小型船舶検査機構」の検査員の立ち合いの元、いろいろとチェックを受けました。

<今回指摘された項目>

① 救命胴衣の保管・格納場所の表示がない
② 救命浮環に反射シールが付けられていない
③ ガソリンタンクに換気設備(換気口)がない
この3項目をクリアしないと合格となりません。
 
<対処について>
 
①救命胴衣の保管・格納場所の表示

救命胴衣、保管・格納場所

規定の7個の救命胴衣を格納しています。

映像のように、救命胴衣格納場所表示ステッカーがあります。

これを貼りつけて、クリア!


②救命浮環の反射シール

救命浮環、反射シール

救命胴衣にも付いていますが、反射シールが2か所貼られていることが規定となっています。

最初の検査の時は、2枚とも剥がれてありませんでした・・・。


③換気設備 : この船舶の場合、ガソリンタンク格納室に面積26㎠の換気口が2か所必要との事。

■ガソリンタンク格納室の換気設備

前オーナーは、なぜか、救命浮環の下の場所に、ガソリンタンクを格納していました。

本来の格納室は、映像の後方、エンジン近くのふたの空いている場所だったようです。

したがって、元の場所に移動することで済みました!


■ガソリンタンク格納室

2か所に、換気口が付いています。

もともと、この場所を使っていたようです。

左側:バッテリ格納室
右側:ガソリンタンク格納室
平常時、上蓋(うわぶた)を被せます。
以上で問題なく再検査を終了しました。中間検査は合格・終了です!!

早速、小型船舶検査機構に行き、「次回検査時期」のステッカーを頂いて来ました。

前回のステッカーを剥がして、今回の「6年・5月」のステッカーと貼り換えます。

ステッカーは粘着力が強かったので、綺麗に剥がすためにドライヤーで温めながら行いました。
スムーズに剥がすことができます。


艇体への「検査済ステッカー」「艇登録番号」「次回検査時期ステッカー」は、艇体の両サイドのよく見えるところに表示(貼り付け)しなければなりません。

ところが、
反対側のステッカーを確認したら、
なんと、
損傷して擦り切れて判別不可能でした・・・。苦笑

■反対側の表示状況

船舶検査済票、
登録番号、
次回検査時期ステッカー
全部が損傷・・・。

たぶん桟橋に着艇の際に、こすれて損傷したようです。


<船舶検査済票等の再交付>

今回は、船舶検査済票と登録番号の再交付となりました。

「再交付申請書」の提出と「申請料4,100円」を納めることになりました。

■次回検査時期指定票再交付申請書

船舶検査済票、
登録番号、
次回検査時期ステッカー
が再交付されます。

※なお、係留場所県名は自分で準備となります。

 滞りなく手続きを済ませて、この5月1日に初出艇、そして海上係留となりました!!
とにかく、事故のないように、安全のために「決まり」を守り、「検査」をきちんと受けて、「艇のメンテナンス」などもしっかり行い、海上に出るようにしたいと思います!!

<初出艇、海上係留、その他>


同じ場所で活動している、

青森工業高校ヨット部の皆さんに

手伝ってもらい出艇できました!


エンジンの調子も Good !!


「さつきⅡ、沖から見る残雪の八甲田山」


<そして、青森工業高校ヨット部の海上練習を見学させて頂きました!>

八甲田山&セーリング
ヨットが10艇ぐらい出ていました。
向こうの陸側は「青森市の合浦公園」
レース・スタートシーン
二人乗りと一人乗りのヨットです
こきざみにバランスをとっています!

■海上係留はハーバー内のブロック波消し前です。

乗船するときは、クラブにある手漕ぎボートで向かうか、他の救助艇に乗せてもらいます。


5月1日から10月31日まで、このように海上係留しておきます。

11月からは、また陸上にあげて来シーズンまでのひと冬を越えることになります。

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